98年は、99%、流星雨(雨のように流れ星が流れる、1時間に1万個以上!)が起こると言われている、
「しし座流星群」の極大が、11月17日から18日にかけてありました。
毎年この日に起こる「しし座」から四方八方に流星が流れる現象のことですが、
流れ星のもととなる「ちり」を落とす彗星が近づいている今、注目されていました。
18日未明、観測したところ、あまり天気はよくはなかったのですが、
とてもたくさんの明るい流れ星を見ることができました。
雲によって限られた範囲の中でも、だいたい、2・3分に1個は、流れており、
また、明るさは、金星くらいのは当たり前、出ていた月と対抗するくらいの明るさの
流れ星も見かけました。
全体に、黄色い流星が多く、中には赤いのもありましたが、
痕(流星が流れた跡が残る)も、ほとんどが残っていて、
緑っぽい色をしていました。
とにかく、例年に比べたくさん、明るい流星が流れていました。
流星を見るには、全天が見渡せれるように、寝転ぶのが一番です。